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営業時間:8:30~18:00

ゆうきの家具づくり

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会社理念

Chase art

技術を追いかけて

常に前向きで新しいことへ挑む、技術とは「(扌)身に着けたスキルで、十、千、万の人を腕で支えるため、(彳)少しづつ歩き、いろんなことを学び自身に持ち合わせ、更に歩み続ける」

経営理念

Instead of

立ち代わり

私たちは作家先生ではない。
造りたい物を提供するのではなく、お客様の求めている製品をお客様の代わりに私たちが製作して提供すること

ビジョン

To the future of the world

世界の未来へ

日本はその国土の2/3を森林が占めています。その木材の豊かさからヨーロッパと違い数多くの広葉樹が乱雑に消費されてきました!
限りある資源、広葉樹の再利用にも取り組み、またインターシップを通じて未来の人材育成に積極的に進める事で、物を大事にする文化を育て、動物たちを苦しめるプラスチック減量に取り組む。

物心付いたころから

わたしの父も家具職人でした。
幼き頃より家具職人である父に付いて行っては、作業で切り落ちた木の端材を拾い集めては積み上げたり接着剤(水性ボンド)でくっつけたりと絶好のオモチャでした。
常に木材とふれあい、たまに父に呼ばれて作業のお手伝いをして、気が付けば、語学よりも先に家具作りの英才教育を受けていたんですね。

この業界では技術や方法を各工房で隠す傾向があったりした時代に父の人から好かれる笑顔と愛嬌のお陰もあり、父のお師匠さんやその弟子、同業職人との多くふれあい、他の仕事や技術や手法を沢山見てくる事ができたんです。

私は仕事をしている父がかっこよくて見えました。自分にとって父はヒーローでしたから、そんな父の背中をずっと追い続けています。
あの頃から、そして父が突然亡くなった今でも・・・。

父は言葉や指導で道具の使い方や作業のイロハを教えてはくれなかったんです。
常に父の後ろ姿を見ながら木について、そして家具づくりについて学んできました。

忘れもしない父に言われた一言が、私に新たな活力を与えてくれました。
父がいない今だからこその葛藤も確かにあります。私の手には無数の傷やタコがあります。
小さな頃から築き上げてきた手です。
私はこの父の手に似た手が大好きです。
父には言葉では言い表せないほど感謝しています。
今の私に家具作りを教えてくださりありがとうございます。

そして、
これからの私として若い人たちに知識や技術を教えていこうとしています。
私が経験してきた家具づくりの楽しさを。
そのほんの一部でも伝えられたら・・・・

だからこそ選ばれる家具製作所

当工房は木材によるオーダーメイド家具を製造及び販売から取付施工までを主業務として営業しております。

当工房の自慢の機械達は昔ながらの単純な機械ばかりです。
昨今、高額な機械設備に頼る企業が増える中において、実作業や製作においては出来る限り機械設備に頼るのでは無く今有るモノや自分の知恵を使うことにより、多くの技術を持ち合わせることで社員個々の力を引き出し伸ばしていきます。

良い木工製品は機械が創り出す訳では無く、社員ひとりひとりが組み立て創り出して行くものと考えております。
得意分野は特定してません。創業以来 商業施設では百貨店、ホテル、物販飲食店はもとより船舶家具や資料館、住宅分野では個人邸、ハウスメーカー様向けのモデルルームまで、お客様から求められるあらゆる分野の複雑な製品の数々を産み出し続けています。

当工房では「木工」という言葉から「頑な」というイメージを創造され「こんなこと話したら断られそう」などと思われる方々が多く居られます。

しかしながら当工房は違います。
お話しいただける全ての方の新たな発想と向き合い常に新しい手法を追いもとめています。

当工房は、製造、施工だけにとどまらず、空間設計を含めた家具のデザインからパースの製作を一貫して対応しております。

設計、デザインには従来から業界では使用されているCAD設計(俗に言う2次元CAD)はもちろんのこと3D(3次元)CADも利用してお客様へのご提案、ご要望への対応などより多くのニーズに対応できる体制をとっております。

お客様へのご提案やプレゼンには3DCADをいち早く導入、活用しております。
パースや3Dの家具図面は、それまでの2次元図面では伝えることが難しかった仕上がりやサイズ感等がよりリアルな物を事前に確認出来るとあって多くのお客様より高評価をいただいております。

家具工房ゆうきは
本物のサテンウッドと
本物のマホガニーを
使う事が
ゆるされた家具の
マイスターです。

「セイロンサテンウッド(Chloroxylon swietenia)」とは
光が反射して黄金色に光り輝く素晴らしい光沢を持ち、昔から最高級家具などに用いられてきました。
17世紀にイギリスの建築家であり家具職人だったトーマス・チッペンデール。
アンティーク家具(1930年までに製作されたヨーロッパの家具)でチッペンデール様式として後世まで続く形状を生み出した洋家具での有名人 そんな彼も好んで使った木材です。
またアンティーク家具の多くにはサテンウッドは多く使われています。
セイロンサテンウッドは当時から非常に希少で、薄くスライスして別の木の表面に貼る「突板」の手法が使われる事が多かったです。

それでも、その人気からすぐに枯渇してしまい、その代替材として「マホガニー」が使われてきました。

セイロンサテンウッドはセイロン島(現在のスリランカ)より産出するもので、輸出も伐採も禁止されており、100年以上の間、輸出されていませんでした。

2012年、スリランカ政府は家具工房ゆうきの為に特別に許可を出し、(少量ではあるが)正式に日本に輸入され、家具工房ゆうきに与えられました。

厳密にはイギリス王室向けに「家具補修用」として少量の輸出は行われていますが、それのみです。

木に携わる者として、

木のご先祖様との出逢い。

これは、岐阜県瑞浪市の「化石採集野外学習地」で偶然出逢いました。
他の人達は、巻貝・サメの歯・クジラの化石など発掘しては楽しんでいる中、私は誘われる様に人が寄り付かない場所を掘っていき、この子(木の化石)と出会いました。
今から約1500万年前の地層から発掘した「木の化石」「外側半分は年輪がわかる状態で化石となり内側半分は年輪が分かる状態で炭化した珍しい物です」表面、年輪の形状から針葉樹の「松」系統なのが分かります。

1500万年前に起きた噴火や山火事などで立ち木が焼かれたのでしょうね。

かなりの高温のままだったんでしょうか木の周りは沢山の泥などが沸騰して冷え固まった状態で一部化石化しているんです。

地球誕生46億年。
一説によると40億年前から35億年前の太古の海でシアノバクテリア(カンブリア紀)が光合成をおこなう様になり、水と二酸化炭素を取り込み酸素を排出しながら進化を繰り返し地上にも進出していきます。
(より太く長くなり、乾燥から守るために鎧(樹皮)つける様になりました)
そして約4億年前(デポン紀)、倒れにくい様に新たな進化を遂げた「年輪=木部」を持つ種族「木」が誕生しました。
(石炭はこの後3億年前の地層に多く埋まっている物が主なもので、まさに歴史を燃やす化石燃料)
2300万年前(新第三紀)今の木達の祖先が整います。
(イチョウの種は古代の木の系統。約2億年前(ジュラ紀)恐竜全盛期に存在していて、その独特の香りから恐竜でさえ食べるのを拒んだとも言われています。)

それから、1600万年後。今から約700万年前人類の祖先が誕生。

人が進化を遂げるにつれて、山が削り取られ、森は切り開かれ工場が建設されていく。
日本はその国土の2/3を森林が占めています。
その木材の豊かさから乱雑に消費されまた、多くはガラクタとされ焼却炉や埋立へと処分してきたのが現状。

1992年国連会議で、森林原則声明が採択され国際的な資源の取り扱いを考える取り組みが進められていますが、発展途上国を中心に違法取り引きに歯止めがかからない現状でもあります。
必要以上の伐採は地域帯の環境を悪化させるだけでなく地球温暖化にも大きく影響します。

「木が与えてくれた恵をもう一度みなおしませんか。」
「酸素を作る恵・種子果汁の恵み・暖を取る恵・雨風をしのぐ恵・紙を使う恵・見送る恵・良質の土壌を作る恵」

まだまだ沢山の恵みがあります。

平成31年オリジナルブランドの製作を本格的に始めランド商品専用通販サイトを立ち上げ販売を開始。
令和3年 木工製品による独自の発想から発展し「特許」を取得し新たな進化を続けておりました。
(特許第6893059号)

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